空飛ぶフードアナリストの青空(sora)から

蔵や代表 河原真友子

横浜生まれ。
美味しいものが好き。食べることが好き。飲むのも好き。人に伝えることが好き。散歩が好き。旅が好き。本が好き。神話が好き。書く事が好き…。
たくさんの好きが集まってフードアナリストという仕事になりました。
空飛ぶフードアナリストとして、宮崎と横浜を行ったり来たり。2015年春、宮崎 食と農の県民会議 食育ティーチャー、宮崎応援隊に任命され、また蔵や代表として、宮崎の美味しいもの、素晴らしいものを発信中。毎月食に関わるセミナーや大人の食育講座『食の文化サロン』を開催し、好評を得ています。

凛とした宮崎の味。

穏やかなお正月が過ぎ、早一ヶ月が経とうとしています。

遅くなりましたが、本年もどうぞよろしくおねがいいたします。

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冬の風物詩。

南国宮崎にあって、冬の寒さが作り上げる食べ物。

干し大根。

宮崎市田野町にある『やぐら』

実際に目の当たりにすると、ダイナミックさに圧倒されます。

毎年、寒くなるこの季節に町内約300が設置されるのは、

漬物大根のやぐらです。

日本一の生産量を誇るこの干し大根。

田野地区は、干し大根を作るのに最適な場所だということです。

冬に雨が少ないこと

山から寒風が吹き降ろすこと

気温が氷点下になりにくいこと

この3点が重要です。

一般的なやぐらの高さは6m。

長さは50m。

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たくさんの干し大根は冷えすぎないように、

内部でストーブを焚いての作業です。

翌朝、収穫した大根をまた干すという重労働です。

10段あるやぐらの一番上に干すのは本当に大変です。

こうした干し大根は、辛味が抜けて

10日から15日で旨味や甘味も増し

大きさも10分の1に。

その分、ぎゅぎゅぎゅっと美味しさが凝縮した

漬物に最適な大根になります。

漬ける専門の大根は、漬け込むことで綺麗な黄色に。

着色もない自然な色は食欲をそそります。

何げなく食卓にある干し大根の漬物。

宮崎のきりりとした空気が作る味。

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代々続く宮崎の贅沢な食文化を忘れないように。

ずーっと当たり前のように食卓に並ぶように。

いつでも感謝したい。

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清らかな風。

凛とした空の味。

宮崎は昨日も今日もそして明日も、青空。

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宮崎市田野の空から。

 

 

 

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更新日時:2016.01.27(水) 09:36:38

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