空飛ぶフードアナリストの青空(sora)から

蔵や代表 河原真友子

横浜生まれ。
美味しいものが好き。食べることが好き。飲むのも好き。人に伝えることが好き。散歩が好き。旅が好き。本が好き。神話が好き。書く事が好き…。
たくさんの好きが集まってフードアナリストという仕事になりました。
空飛ぶフードアナリストとして、宮崎と横浜を行ったり来たり。2015年春、宮崎 食と農の県民会議 食育ティーチャー、宮崎応援隊に任命され、また蔵や代表として、宮崎の美味しいもの、素晴らしいものを発信中。毎月食に関わるセミナーや大人の食育講座『食の文化サロン』を開催し、好評を得ています。

日向の平兵衛酢

日向の平兵衛酢。

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宮崎の方々ならみなさんご存知でしょう。

横浜生まれの私は全く知りませんでした。

私が平兵衛酢と出会ったのは、宮崎に来てすぐ。

名前が気に入ったのと、何と言っても爽やかな酸味。

ここで平兵衛酢の由来…。

江戸時代後期(1830年~1843年ごろ)

西川内の長曽我部平兵衛が、山中に自生する木酢(きず)を発見。

それを平兵衛さんが自宅に持ち帰り、栽培。

見つけた平兵衛さんの名前を付けた柑橘です。

すだちより大きくカボスより小さい。

種がなく(少ない)皮が薄く果汁がたくさん採れることが特徴。

爽やかな酸味はほかの柑橘とは一線を画します。

こんな柑橘は他にないのではないでしょうか。

平兵衛酢に魅せられた私はすぐ生産者を探し、出会ったのは成合さん。

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現場を見せていただき、無農薬で栽培されていることを知りました。

作物を無農薬で栽培するのは大変なことです。

でも私たち消費者はできれば、安全なものを求めています。

成合さんの平兵衛酢は、皮まで利用することができ、

柚子胡椒ならぬ、へべす胡椒を作りました!

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自分でつくったへべす胡椒は格別な味わいです。

その後横浜でも2回開催し、初めてへべすを味わう方々にも好評でした。

少しだけですが、FM横浜の有名DJ藤田君にも運よく味わっていただくことができました!

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今年もすでに開催が決まっております。

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そして素晴らしいことに今年、成合さんが平兵衛酢で有機JASを取得。

有機JASとは…

有機JASマークは、太陽と雲と植物をイメージしたマークです。

農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないで、

自然界の力で生産された食品を表しており、

農産物、加工食品、飼料及び畜産物に付けられています。(農林水産省HPより)

 

消費者としては判断材料の一つとなりますね。

 

宮崎以外の人々にとっては、へべすは大変新鮮に映ります。

へべすの味は、何にも邪魔しないし何にでも相性が良いです。

例えば加工商品にするのでも、アイディアもたくさん広がります。

地域活性化にも一役買うのではないかと思います。

宮崎の方には当たり前でも、

他県からみたらとても魅力的な商品が

まだまだたくさん宮崎には埋もれているのではないでしょうか?

私ももっともっと発掘して、東京・横浜に紹介していきたいと考えています。

来月9月には『平兵衛酢ナイト』を東京・中目黒と横浜・大倉山にて2回開催いたします。

前述の生産者 成合さんもいらっしゃいます。

その様子はまたこちらでご紹介できたらと思います。

宮崎は宝の山。

明日も素敵な出会いを青空に願って!

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更新日時:2016.08.31(水) 09:18:17

食育ティーチャーとして

昨年より、宮崎県農政水産部の 『食と農を考える県民会議』において

食育ティーチャーとして活動しています。

http://www.yappamiyazaki.jp/teacher/

 

6月に食育ティーチャー会議があり、

今月22日には、中部地区での全体会議がありました。

たくさんの諸先輩方がいらっしゃる中、 講演させていただきました。

昨年から宮崎で始めた『味覚の授業』についてを 中心に私の考える食育をお話しさせていただきました。

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『味覚の授業』とは…

「味覚の一週間」は1990年10月15日、

ジャーナリストで料理評論家のジャン=リュック・プティルノー氏とパリのシェフたちが一緒になり、

「味覚の一日」を開催したことに始まります。

当時フランスでは、子供たちを取り巻く食文化の乱れが深刻な問題となっていました。

次世代を担う子供たちにフランスの食文化をきちんと伝えようというプティルノー氏の思いを原動力とし、

「味覚の一日」は年々その活動をフランス全土へと広げていきました。

1992年には、特定の層だけではなく、

全国民がフランス料理という国家遺産の素晴らしさを発見、 学習する場として、「味覚の一週間」という名称になり、

一週間にわたって様々な催しが企画、開催されるようになりました。

2013年に24周年を迎えた「味覚の一週間」は現在

、企業だけでなく、 国民教育省、農業漁業省などの政府機関も参画する、国を挙げた「食育」へと成長しています。(味覚の一週間 HPより)

 

日本では 2010年から始まりました。 今年で6年目。

2年前、神奈川県川崎市の小学校での味覚の授業に初めて参加させていいただきました。

子供たちの表情や感情を真近で見ることでこの活動の素晴らしさを感じました。

昨年、宮崎で食育ティーチャーになって

是非この活動を、宮崎でも広めたいと考え、

『みやざきの食と農を考える県民会議』の中部支部の皆様、

食育ティーチャーの皆様、

燈みやびのヒミ・オカジマ様に

協力いただき 開催することができました。

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宮崎をおもう

宮崎にきて一番好きなところは、空です。

このコラムの題名にもなっている『青空』。

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宮崎ブーゲンビリア空港に降り立つ必ず空を見上げます。

どこまでも広がる空・空・空。

横浜にいるとこんなに広い空に、

こんなに青い空に出会うことはなかなかありません。

 

空が青い、といことは

“空がきれい”ということ。

空がきれいだと、空気がきれい。

空気がきれいだ水がきれい、

川がきれいということは、海もきれい。

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ということは、

そこで育っている牛も鶏も、豚も、魚も

野菜もお米もきれいということです。

宮崎では畜産も農業も漁業もどれも盛んにおこなわれています。

 

宮崎県内では、自給自足ができるのではないでしょうか。

こんな素晴らしい環境の中で育つ、ということがどれだけ贅沢なことなのか。

をもっと宮崎の方々が誇りに持ってほしい。

そして味覚の授業を通して、子供たちにも感じてほしいと願っています。

食育は、宮崎県内でも多数の講座があり、関心が高いと思います。

私はこの活動を宮崎県内の小学校で広めていくことで、

誰もが平等に食育教育を受ける機会にしてほしいと思っています。

今年も準備を進めています。 昨年より広範囲、多数の小学校で開催する予定です。

この記事を読んで興味・関心を持っていただいた生産者の方々、

また料理人、シェフ、パティシエ等々

料理のプロフェッショナルな方々 いらっしゃいましたら、ご連絡いただけると幸いです。

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宮崎の今日も明日も『青空』でありますように。

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更新日時:2016.07.31(日) 01:54:54

トリプルボランティア

4月に発生した熊本地震から2ヶ月。

梅雨に入り、九州は水害も心配されています。

なんとか、熊本のために何かできないか、と考えていたところであった言葉がこちら。

『トリプルボランティア』

 

東日本大震災をきっかけにできた言葉だと聞きます。

では一体、トリプルボランティアとは何か。

“「トリプル(三つの)ボランティア」-。

2011年の東日本大震災をきっかけに生まれた言葉が熊本地震後、あらためて注目されている。

ボランティアとしてがれき撤去など実際の「作業」に参加するだけでなく、

被災地を「観光」したり、見聞きしたことをインターネットや口コミで

「伝達」したりするのも復興の支えになるとの考え方。”

(西日本新聞 2016年5月16日より抜粋)

このなかの「作業」が①災害ボランティア

被災地を「観光」するのが②観光ボランティア

そして見聞きしたことを「伝達」するのが③伝達ボランティア

で、トリプルボランティアです。

 

6月25日横浜 みなとみらいの九州居酒屋 天草市場 島旅にて

「くまもとを食べて応援しようの会」と開催いたしました。

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総勢14名のこの会は、くまもとの食材、郷土料理を実際に食べていただいて

まずはくまもとを知ってほしい。

そして、是非くまもとに足を運んで欲しいという思いから開催したものです。

参加者の皆様には、くまもと料理は新鮮で珍しかったとのことで

大変盛況でした。

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フードアナリストとして何ができるか、を考えてこの会を開催するに至りました。

トリプルボランティアの一つ、観光への足がかりへ

また、忘れていない、ということをSNS等で発信することで

微力ながら応援できたらと考えています。

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天草のオリーブの枝に

水引をつけた箸置きを添えて。

天草・くまもととご縁を結びたい、との願いを込めて

ご用意しました。

 

明日からは「九州復興割引き」の申込が始まると聞いています。

http://travelersnavi.com/coupon/kyusyu1605

 

関東からみれば、

九州は一つ。

熊本・大分の地震の影響はここ宮崎にも少なからずあると思います。

一人ひとりの力は小さくても、集まれば大きい声となる。

一人でも多くの方が九州へ、宮崎へ、熊本へ、

この夏足を運んでくれたら・・・と願います。

 

梅雨空だけど

心はいつも青空で。

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更新日時:2016.06.30(木) 09:13:50

宮崎 黒岩土鶏をたべよう!@横浜

こんにちは。

空飛ぶフードアナリストの河原真友子です。

私は、プロフィールにもお知らせしておりますが、

横浜と宮崎を行ったり来たりしています。

私が宮崎で出会った

宮崎の素晴らしい生産者の方々が作る、

本当に美味しい食材たち。

その食材たちを生産者さんの熱い思いと一緒に届けたい!

とイベントを企画しています。

2回目となったこのイベントですが、大変好評を頂いています。

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宮崎でも、実際に生産者様と接する機会が

普通はなかなかないのではないでしょうか?

それは東京・横浜なら、尚更です。

実際に会って話を伺いたい消費者が多いものです。

この食材をどんな思いで作っているのか?

どんなところで作っているのか?

どんな味がするのか?

差はどこにあるのか?

どんな風に食べたら一番おいしいのか?

などなど疑問はたくさんあります。

私が宮崎でご縁が出来た方々で、

私の考えに賛同してくださった黒岩さんが、今回は横浜にいらしてくださいました。

5月28日・29日の2日間。

時間別に3回にわたり、約40名の方々が参加。

3歳のお子様や小学生のお子様から年配の方まで様々なお客様です。

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黒岩土鶏のスモークチキンが入ったサラダが一皿目。

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ここで使わせていただいた野菜も、

宮崎小林の生駒高原農園・梶並さんの野菜です。

味の濃い野菜は、お子様にも大人気。

嫌いな野菜もパクパク食べてママたちもびっくり。

続いては

鶏のたたき

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手羽の塩焼き

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炭火焼

卵焼き

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卵かけご飯

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黒岩土鶏の濃厚スープ

その他にも、その回ごとに違ったアレンジ料理を黒岩さんが作ってくださいました。

野菜の他にも、

同じ土地のお酒 黒木本店の山シリーズ、山翡翠、山猿、山ねこ

あまり横浜、東京では見かけない京屋酒造の甕雫を揃えました。

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やはり、同じ土地のもの同士相性はピッタリ。

日向 成合平兵衛酢のジュレ、平兵衛酢ドレッシングでアクセントを。

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参加者の皆さんに、黒岩さんから鶏についての思いが伝わり

イベントは大盛況にうちに終了いたしました。

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人がものを食べるとき、

ただ味が美味しいということだけでなく

情報を食べているといいます。

味も美味しい食材に、情報が加わることで

より一層美味しかったのではないでしょうか。

これこそまさに、食育の一環となったと考えています。

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宮崎は海も山も川もあり、

澄んだ青空。

美味しい水。

その美味しい水から作られた野菜、牛肉・豚肉・鶏肉、果物などなど

美味しいものがたくさんあります。

でもなかなか東京・横浜までこの情報が届かないのが

残念なところです。

微力ながらも、私からの情報発信することで

宮崎の魅力を伝えていきたいと思っています。

今回のイベントでも

宮崎の食材に興味をもっていただき、

是非、宮崎に行ってみたいと言ってくださった方々がたくさんいらっしゃいました。

私の発信は小さいですが、

今回でも参加者の方々ひとりひとりが、

SNS等で発信してくださり、数多くの方々に届いています。

日本は小さい国ながら、地方の魅力はまだまだたくさん眠っています。

私もまだまだ、宮崎の宝探しを続けていきたいと思っています。

これをご覧になった方で、ご興味のある方はご連絡ください。

宮崎の旬に出逢える食旅メディア in SEASON 様で

コラムを書かせていただけているのも素敵なご縁。

私からの旬情報をこれからも発信していきます。

今回は

横浜の青空から。

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更新日時:2016.05.31(火) 00:28:50

空飛ぶフードアナリストのできること

この度、熊本県および大分県を震源とする地震により

被害を受けられた皆さま、そのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。

 

2016年4月14日 午後9時すぎ

熊本県を震源とする震度7を観測する地震が発生。

その翌々日16日未明

熊本県を震源とする震度7の地震。

その後も熊本県阿蘇地方、及び大分県を震源とする大地震が

相次いで発生しました。

 

このニュースに接し、本当に胸が痛い日々が続いています。

宮崎県内でも椎葉村で震度5弱

高千穂町、日之影町、延岡市、西都市、川南町、小林市では震度4を

観測されました。

 

大変な被害を目の当たりにし

本当に信じられない思いでいっぱいです。

熊本・阿蘇は私にとって、とても身近な場所です。

もうひとつの故郷。

 

今すぐにでも飛んでいって行きたい。

私に何ができるだろうか。

何をするべきなのだろう。

地震発生から飛んでいきたい!

町はどうなっているのだろう

私も何かお手伝いができるのでは・・・

と毎日考えました。

 

私はフードアナリストです。

フードアナリストとは、食の情報の専門家。

そしてそれを発信するのが仕事です。

今、発信することが必要なのではないでしょうか。

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今こそ、熊本はじめ、九州の食文化や食材を

知ってもらい、

味わってもらいたい。

そして、現地に来てもらいたい。

そのために、まずは食文化を発信できたら。

宮崎の隣、の熊本県。

近いけど食文化はやはり違う。

身近だけれども、あまり知らないのではないだろうか。

身近だからこそ、知ろうとしなかったのではないだろうか。

県外の東京や横浜から見たら

どうなんだろう?

今だからできること。

食べ物を通じて、熊本を発信し、応援していきたい。

そう、思います。

がんばろう!くまもと!

がんばろう!九州!

 

心は青空のように晴れやかに!

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更新日時:2016.04.28(木) 14:38:06

節目の3月

今日で3月も終わり。

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卒業式も終わり

4月の入社式、入学式、入園式を待っている方も多いことでしょう。

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今年度は、本当に様々なことがありました。

食育ティーチャーとなったこと。

尾崎牛ナイト in 横浜 を開催できたこと。

宮崎から東京を中心に、鳥取・山形・青森まで平兵衛酢の魅力をお伝えできたこと。

平兵衛酢胡椒作りを横浜で開催できたこと。

味覚の授業を県内6校を開催できたこと。

このコラムを書き始めたこと。

 

横浜出身の私ならではの角度から、「宮崎」の魅力が発信できればと思って

このコラムを書かせていただきました。

この一年は本当にたくさんの出会いがあり、

みなさんのおかげで新しいことができました。

本当に感謝申し上げます。

来年度は、

今年度にも負けないように、もっともっと

様々な方との出会いを大切に、丁寧に、

積み重ねていきたいです。

宮崎の魅力ある方々、魅力ある商品、

なにより、「宮崎」を発信していきます。

 

心は今日も青空!

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更新日時:2016.03.31(木) 06:55:39

宮崎食材をプロデュース!「新商品で大胆戦略」~宮崎県産品を全国発信!~

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先日青空が広がる日に、

この“in SEASON”を運営しているティーネットプロの津曲氏の講演がありました。

宮崎の商品の数々をプロディースしている津曲氏。

商品開発のコンセプトや狙い、こだわった点などを拝聴してまいりました。

宮崎県は全国第6位の農業県。

中でも6割は鶏・豚・牛の畜産で、飼育頭数の合計では全国有数です。

きゅうりやさといも、マンゴー・日向夏は全国でトップクラスの生産量。

自給自足率も農水省の試算によると全国第一位。

この透き通った空のもと、育った野菜・肉・捕れた魚は素晴らしい。

でもなかなか首都圏にこの魅力が伝わっているか?ということが、

難しい課題かもしれません。

今回の講演で、「宮崎キャビア」や「キャビアンクッキー」の

実際の商品開発の様子を丁寧にお話伺い、

中原シェフ完全監修の「ゴルゴンゾーラジェラートD&P」、

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マイヤーズレモン生産農家長津氏とパティスリー コンクアート日高氏のコラボスイーツ

「チーズケーキ」と「ウィークエンド」

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まるみ豚とMAHALO DOUGHNUT LABOのコラボ商品

「まるみ豚ドーナツバーガー」

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協同ファームにて、まるみ豚の新商品「ロールステーキ」

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と試食させていただきました。

どれも大変美味しくて、魅力的な商品でした。

中でも、「ロールステーキ」は青空の下で、

塩コショウのシンプルな味付けながら、肉の旨味、や脂の甘みを感じることができたうえ、

商品に対する熱い思いも直にうかがえて貴重な時間となりました。

 

商品の魅力をいかに分かりやすいパッケージにするのか、ということ。

文字のフォント、大きさ、色、バランス、デザインがいかに大切であるかということは明らかです。

「食べてもらえばわかる」と聞くことがよくあります。

でも食べてもらうためには「手に取って」もらわなければなりません。

どうしたら「手に取って」もらえるのか。

「手に取ってもらう」ための手段を考えなければならないのは、課題の一つといえると思います。

宮崎は6次産業化が盛んです。

街市やマーケットに行っても、若者の農業者の姿を見ることが多くなりました。

彼らは知恵を絞って素晴らしい商品を生み出し、

様々な形で発信しています。

6次産業は大変素晴らしい取り組みです。

自分が作った商品を食べて欲しい商品に加工し、販売する。

でも、買うのは『消費者』です。

『消費者』が食べたいものは、どんなものなのか、

『消費者』が選ぶ商品はどんなものなのか、

そこも視点の一つに入れることができたら最強なのではないでしょうか。

『消費者』目線での商品開発、情報発信は私たちフードアナリストの得意分野です。

 

この素晴らしい青空から。

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更新日時:2016.02.29(月) 14:35:42

凛とした宮崎の味。

穏やかなお正月が過ぎ、早一ヶ月が経とうとしています。

遅くなりましたが、本年もどうぞよろしくおねがいいたします。

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冬の風物詩。

南国宮崎にあって、冬の寒さが作り上げる食べ物。

干し大根。

宮崎市田野町にある『やぐら』

実際に目の当たりにすると、ダイナミックさに圧倒されます。

毎年、寒くなるこの季節に町内約300が設置されるのは、

漬物大根のやぐらです。

日本一の生産量を誇るこの干し大根。

田野地区は、干し大根を作るのに最適な場所だということです。

冬に雨が少ないこと

山から寒風が吹き降ろすこと

気温が氷点下になりにくいこと

この3点が重要です。

一般的なやぐらの高さは6m。

長さは50m。

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たくさんの干し大根は冷えすぎないように、

内部でストーブを焚いての作業です。

翌朝、収穫した大根をまた干すという重労働です。

10段あるやぐらの一番上に干すのは本当に大変です。

こうした干し大根は、辛味が抜けて

10日から15日で旨味や甘味も増し

大きさも10分の1に。

その分、ぎゅぎゅぎゅっと美味しさが凝縮した

漬物に最適な大根になります。

漬ける専門の大根は、漬け込むことで綺麗な黄色に。

着色もない自然な色は食欲をそそります。

何げなく食卓にある干し大根の漬物。

宮崎のきりりとした空気が作る味。

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代々続く宮崎の贅沢な食文化を忘れないように。

ずーっと当たり前のように食卓に並ぶように。

いつでも感謝したい。

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清らかな風。

凛とした空の味。

宮崎は昨日も今日もそして明日も、青空。

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宮崎市田野の空から。

 

 

 

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更新日時:2016.01.27(水) 09:36:38

世界農業遺産に認定~高千穂郷・椎葉山地域~

いよいよ宮崎県内で世界農業遺産が誕生することとなりましたね。

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世界農業遺産とは、

“国際連合食糧農業機関(FAO、本部イタリア・ローマ)が2002年に開始した仕組みで、

次世代に受け継がれるべき重要な伝統的農業(林業、水産業を含む)や生物多様性、

伝統知識、農村文化、農業景観などを全体として認定し、その保全と持続的な活用を図るもの”です。

日本ではこれまで、

①トキと共生する佐渡の里山(新潟県)

②能登の里山海(石川県)

③静岡の茶草場農法(静岡県)

④阿蘇の草原の維持と持続的農業(熊本県)

⑤クヌギ林とため池がつなぐ国東半島・宇佐の農林水産循環(大分県)

が認定されています。

これに続いて今回は、長良川上中流域(岐阜県)、みなべ・田辺地域(和歌山県)とともに

認定されました。

ユネスコの世界遺産は、日本国内では姫路城や二条城、日光東照宮など数多く認定されていて、

一般にも多く認識されていますよね。

このユネスコの世界遺産は、過去の文化遺産に対して、

世界農業遺産は、未来の遺産といわれています。

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宮日新聞によると、山間地の環境と共生して農林業の複合経営を確立、

地域一体となって神楽などの伝統文化と共に次世代へ継承している取り組みが評価された。

認定により、地域活性化や農産物のブランド化が期待されるとのことです。

このニュースが入る約一ヶ月前。

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私は11月24日月曜日に、日之影町立宮水小学校にて味覚の授業を実施しました。

日之影町立宮水小学校は、高千穂の隣に位置し、

綺麗な川が流れ、棚田が広がるのどかな地域です。

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宮水小学校の3,4年生の32名はとても澄んだ子供たちでした。

講師はだしソムリエの岡田さん。

折よくこの日は、今年から認定された和食の日。

11月(いい)24日(にほんしょく)の日ということです。

いい機会なので、和食の日に味覚の授業ということで出汁を味わってもらうことにしました。

干し椎茸と昆布をたっぷりの出汁は好評で、子供たちからは

『いつも飲んでる』という声が聞かれました。

『今日、ごはんを食べてきた人』と聞くと

食べてきた人は100%。

うち約6割の子供たちがお味噌汁を飲んできていました。

原木干し椎茸が名産のこの地域では、やはり干し椎茸でとった出汁が浸透しているのでしょう。

朝から出汁をとったお味噌汁を飲むことのできる、豊かな食生活がうかがえます。

だからこそ、子供たちが元気で表情も穏やかだったのだろうと感心しました。

現代の時間の流れはとても早すぎると感じます。

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同じ時間なら穏やかに、豊かな時間を過ごしたい。

宮崎県の豊かな自然。風も水も海も川も。

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すばらしい環境と共生して、豊かな食材と、

地域一体となっての伝統文化と共に次世代へ継承している宮崎。

もっともっと県外にこの素晴らしさ、豊かさをお届けしたい。

こころは今日も澄んだ青空。

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更新日時:2015.12.18(金) 03:43:59

新しい宮崎を育てるお手伝い

2015年10月19日から23日までの一週間。

宮崎で初めての『味覚の授業』を実施いたしました。

味覚の授業とは、フランスパリで、1990年10月15日、

ジャーナリストで料理評論家のジャン=リュック・プティルノー氏とパリのシェフたちが一緒になり、

「味覚の一日」を開催したことに始まります。(味覚の一週間HPより)

それからフランス全土に広がった活動です。

そして5年前、日本でも始まりました。

味覚の一週間の中の一つ。

味覚の授業!

私が知ったのは一年前。

フードアナリストの先輩方からお話を聞き、参加したのです。

神奈川県川崎市の小学校4年生、3クラスを担当しました。

その時の児童の皆さんの変化、食に対する興味が溢れてくるのを目の当たりにし、

これは是非、宮崎でも実施したいと強く心に決めました。

それから1年。

『みやざきの食と農を考える会』の県での食育ティーチャーとして、実施する運びとなりました。

講師は、NY HAKATA tonton ・宮崎 燈みやび レストランオーナーシェフの ヒミ・オカジマ氏。

快く引き受けてくださいました。

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実施したのは、宮崎県内5校。

家庭科室で。

ヒミ・オカジマ先生のNYのお話から、特別授業が開始。

緊張気味の児童のみなさん。NYはどこの国か。どんな人が働いているのか。

どんな言葉を話すのか。

『あなたにとって食事とは?』

これがオカジマ先生の第1問。

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今まで聞かれたことのなかったこの質問に戸惑いながらも、ペアになって必死で考えていました。

『生きていくために必要なこと』

『大きくなるために・栄養を取るために必要なこと』などの意見が。

第2問は 『あなたにとって味覚とは?』

これも難問です。

『食べる時の楽しみ』

『家族で食べる時にこれがなかったら楽しくない』

などなど楽しみだという意見が多数。

『では味覚はどんなものがあるでしょうか?』との問いに

『甘すっぱい』『甘い』『辛い』『甘辛い』『苦い』『酸っぱい』『しょっぱい』…。

少数派意見では、『しぶい』『濃ゆい』『薄い』など。

面白いなと思ったのが、どの学校でも共通に最初の方にでてくる味覚。

『甘すっぱい』。

首都圏ではなかなか出てこないキーワード。やはり甘すっぱいメニューが、よく食べられているのかな?

チキン南蛮かな?と私にとって面白い発見でした。

『甘辛い』は醤油。これも宮崎ならではですね。

いざ体験

ここから実際に体験します。

まずはグミを右手に左手は鼻をつまんで、実食。

鼻をつまんで4、5回噛んでから、オカジマ先生の指示で一斉に鼻から手を離す。

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わぁぁぁっという歓声が。

味覚は口だけで味わうものじゃないんだと実感。

このころから、児童の表情は緊張感が溶けすっかりオカジマ先生の世界に引き込まれます。

それから塩・砂糖・酢と順々に試食。

最後にビターチョコを。

チョコが甘いという先入観からだんだんに苦味を感じる体験では、

クルクル変わる表情で楽しい体験をしているんだなと実感しました。

試食の際にも、今、どこで甘いと感じたのか、舌の先なのか、真ん中なのか、奥なのかを考えさせる。

すると神妙に味わって、食べるということに興味が沸いてきたようです。

オカジマ先生は、これからも食べるということに興味をもって、

どんな味なのか?

好きな味はどうして好きなのか?嫌いでもいいから、どうして嫌いなのか?を考えていってほしいとのメッセージ。

2校では、調理実習も。

メニューは“ラタトゥイユ”。フランス料理です。

ズッキーニ・茄子・ピーマン・赤パプリカ・黄パプリカ・トマト・ベーコン・玉ねぎをみじん切りにして、

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にんにく・ローリエとオリーブオイルで煮込む。

10分で完成。フランスパンにのせて実食です。

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トマトが嫌いで触るのも嫌だった子供も、ピーマン大っ嫌いって言ってた子供も

美味しい美味しいと言って食べました。

この野菜もベーコンも宮崎産。

味覚の授業を通して

美しい海から美味しい魚が、

豊かな山から、鶏が豚が牛が、

川からは美味しい水が。

こんな素晴らしい食物が採れるところはなかなかありません。

この環境をこれからの宝物にし、大事にして欲しい。

いつもは当たり前のように食べている野菜や肉類、果物が

こんなに豊富に採れる宮崎がどんなに素晴らしいかを感謝して欲しい。

とこの味覚の授業で感じていて頂ければ。

一回ずつの食事を家族で大切に、楽しい会話で、味わう喜びを

一人でも多くの子供たちに届けたい。

長田小

来年は是非、もっとこの活動が広がればと思います。

心は今日も青空です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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更新日時:2015.11.02(月) 06:21:27
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