おいしい暮らし~暮らしを楽しむ料理と道具

増田萌子

宮崎市堀川町のマクロビオティックスイーツの専門店「Sweet mocomoco」スイートモコモコ主宰。
卵・乳製品・白砂糖を使わない、カラダにうれしい素材で作るお菓子教室やマクロビオティック料理教室を定期的に開催。
その他、商品開発や、レシピの企画、制作、監修など多岐にわたって活動中。

いそがしいママが、こどもに作ってあげたい野菜たっぷりごはん

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いそがしいママが、こどもに作ってあげたい野菜たっぷりごはんおいしい暮らし

最近、同じくらいの子どもをもつおかあさんと、出会う機会が増え、

料理教室でも赤ちゃん連れのおかあさんの参加も多くなり、

「もうすぐ離乳食始まるんですけど、どんなごはんがおすすめですか?」

と聞かれることもしばしば。

私も料理の仕事は長いですが、離乳食作りの経験は、浅い。

よく考えてみたら、いつも作っているマクロビオティック料理を少し工夫すれば、離乳食にもおすすめのごはんやデザートができます。

それでも別に作るのは、大変。

働いているおかあさんならなおさら、帰宅してすぐに作れる手抜き料理がしたいと思うでしょう。

わたしもそのひとりです。

だけど、栄養のことも考えるし、インスタントの出汁は使いたくないし、たくさんの種類のお野菜食べさせたいし。。。

冷蔵庫の残り野菜で、栄養たっぷり!出汁いらずのスープや温野菜、できたらいいですよね!!

料理教室でもよく紹介する料理法、

「重ね煮」

下ごしらえもいらないし、野菜を切って重ねるだけ。

ただ、重ね方の順番とコツさえつかめば、だれでも簡単にできます。

野菜も皮ごと使えるし、水や酢にさらしたりもしませんので、あく抜きも不要です。

里芋や、収穫してから時間の経ったじゃがいもは、皮をむいてくださいね。

春に出回る、山菜や野草、タケノコは、アクが強いので、こういったものは、アク抜きしたものを使います・

干し椎茸や、昆布、切り干し大根、ひじきなどの乾物もさっとあらって重ねます。

鍋に重ねた野菜が1/3程度かくれるぐらいのお水、そして重ねた野菜の中央にお塩をひとつまみ置きます。(この塩は、味付のための塩ではなく、対流を促すためのお塩です。)

あとは、ふたを閉めて、火にかけるだけです。

 

マクロビオティックでは、

陰と陽のバランス(調和)をとても大切にしています。

それぞれの持つ陰と陽の性質を上手に利用したのが重ね煮。

陰性は、広がったり、上昇、緩めたり、冷やす性質があります。

陽性は、収縮したり、下降、締めたり、温める性質があります。

お野菜の中でも土から下に育つお野菜は基本的には、下にいこうとする力が働くので陽性の性質が強い。

反対に、土から上にできるお野菜は、上に伸びようとする力が働くので、陰性の性質が強い。

鍋の中に陰性の強いお野菜を順に重ね、一番上に陽性のお塩を重ねて、火という陽性さが加わると、陰性の強いお野菜は、上にいこうとするし、陽性の強いお野菜は、下にいこうとする。

そうすることで、鍋の中で対流がおき、おいしく調理されるということなのです。

一番下には、①陰性の強いきのこ類、戻りやすいように、わかめ、昆布、ひじきなどの乾物、②次になす、トマト、いんげんなどの果菜や豆類、③キャベツ、白菜、長ねぎなどの葉菜、④じゃがいも、里芋、さつまいも、かぼちゃなどのいも類、④ごぼう、にんじん、れんこん、玉ねぎなどの根菜、⑤米、麦、きびなどの穀物

魚を使う場合は、⑥白身魚などの魚介を

そして、一番上には、塩を置きます。

何はともあれ、やってみないとわからないと思いますので。

おすすめレシピをご紹介!!

甘い野菜と雑穀のスープ

キャベツ、かぼちゃ、玉ねぎ、にんじんのみじん切り-各1/4カップ

雑穀-大さじ1〜2

みじん切りにした①キャベツ、②かぼちゃ、③玉ねぎ、④にんじんと⑤よく洗った雑穀(もちきびやもち粟)を鍋に重ね、ひたひたより少ない水を注ぎ、真ん中に塩を置いて中火にかけます。沸騰したら弱火にして、甘い香りがしてくるまでコトコト。

甘い香りがしてきたら、お水を足して塩を味を調えたら、できあがり。

離乳食始めて間もない頃は、雑穀は入れずに野菜だけ重ねて煮たスープを目の細かいザルで漉してスープだけあげてくださいね。塩分は、7ヶ月頃で、1回の食事に0.1g程度にします。

スープは、冷蔵庫で2日ぐらい保存できます。できたてが、一番ですが忙しいときには、小分けにして冷凍ストックしても。

このスープ、甘いものが大好きでやめられないひとや、血糖値が高いひとにもおすすめ。

野菜の自然な甘さが、体にしみ渡ります。

 

重ね煮をちょっと応用して、おかずの一品に

カラフルラタトゥイユ

IMG_1962材料

オリーブオイル-適量 にんにく-1かけ おくら-5本 しめじ-1パック ズッキーニ-1本 トマト-2個 なす-2本 玉ねぎ-1個 パプリカ-1個 バジル-あれば適量 塩-適量 こしょう-適量

つくりかた

1. にんにくはみじん切り、しめじは、軸を取り小房に分けて、玉ねぎは1cmの角切り、トマト、なす、ズッキーニ、パプリカは、食べやすいおおきさにカットする。

2. おくらは、ガクを取り、塩もみしてから、塩茹でしておく。

3. 鍋ににんにくとオリーブオイル入れて弱火にかけて、じっくりとにんにくの香りをうつしたら、一度火を止める。ここに、①しめじ、②トマト、③なす、④ズッキーニ、⑤パプリカ、⑥玉ねぎの順に重ねて真ん中に塩を置き、大さじ1〜2 のお水を入れて、ふたをし、再び火にかける。

4. 沸騰したら弱火で野菜が煮えたら、塩、こしょうで調味し、塩茹でしたおくらも合わせて、できあがり。

おくらを一緒に重ねると粘りが出るので、最後に合わせます。

IMG_1987

最後に、ちょっとしたポイント

煮崩れやすい野菜は、大きめに根菜類など固いものは、小さくカットして重ねます。

色が変わりやすい青菜や粘りのでる野菜、ほうれん草などは、重ね煮にはむきません。

 

今日から、いろんな野菜を重ねましょう!

 

 

 

 

更新日時:2016.05.31(火) 18:28:14

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