おいしい暮らし~暮らしを楽しむ料理と道具

増田萌子

宮崎市堀川町のマクロビオティックスイーツの専門店「Sweet mocomoco」スイートモコモコ主宰。
卵・乳製品・白砂糖を使わない、カラダにうれしい素材で作るお菓子教室やマクロビオティック料理教室を定期的に開催。
その他、商品開発や、レシピの企画、制作、監修など多岐にわたって活動中。

プーピーおじさん

ひと昔前までは、現在のコンビニの数ほどあったと言われているお豆腐屋さん

今は、スーパーで買うことがほとんどです。

豆腐マイスターの認定講師として活動するようになり、おいしいお豆腐の見分け方、そして、宮崎でもおいしいお豆腐屋さんがないかといろいろめぐるようになりました。

そんなある日、店舗を持たずに小林から毎週来ているお豆腐屋さんがとってもおいしいという話を聞き、それから、毎週月曜日は、おがわ豆腐さんのお豆腐を買うのが日課になりました。

おがわ豆腐の車が近づくと昔なつかしい「プーピー」という音が聞こえてきます。

IMG_9260

息子は、この音が聞こえてくると「プーピーおじさん!!」と言って、走って玄関へ向かいます。

こちらがプーピーおじさん(すみません、勝手に呼ばせていただいています)

笑顔の素敵な物腰の柔らかいおじちゃんです。

IMG_9256

おがわ豆腐のお豆腐は、大豆、天然にがり(科学的工業製品用に作られた量産用のにがりではなく、高品質な天然のにがり、粗製海水塩化マグネシウム)、水(シリカ、ミネラル豊富なおいしい地下水)が原料です。
おがわ豆腐さんのお豆腐は、時間ではなく、その時々の釜の中の呉の様子、炊き上がる蒸気の香りを嗅ぎながら季節や気温、湿度に気を配り、一釜一釜ゆっくりと炊き上げて作られています。

通常、お豆腐は、奨励品種の大豆が使われることが多いのですが、豆腐作りでも難しいと言われる在来品種の大豆で作ったお豆腐も扱っています。在来品種の大豆は、長年、日本各地でそれぞれの気候風土に鍛えられ、その地域に適正して自然的な変化を遂げ、甘みと香りの両方の特性をもつおいしい大豆です。
そんな昔ながらの製法で作るお豆腐屋さんが、宮崎にもあったのだと初めて口にしたときは、そのおいしさに感動しました。

IMG_9247

黒ごまがたっぷり練りこんである黒ごま絹豆腐と枝豆のお豆腐も絶品です。湯葉は、とろとろでわさび醤油でとってもいいお酒のあてになります。

IMG_9252

肉厚のがんもどきや、売り切れてないこともありますが、ねぎみそ揚げも。

豆乳とおからのドーナツや、おからせんべい、炒り大豆は、こどものおやつにちょうどいい。

甘みが強いお豆腐なので、蒸してそのまま塩をかけて食べてもおいしいし、ただ、切ってオリーブオイルと塩をかけるだけでも立派な一品になります。写真は、筍を塩とオリーブオイルでソテーしたものを木綿豆腐にのせたものです。

IMG_9263 (1)
このお豆腐で作る白和えは、本当にお砂糖要らず。
すり鉢に炒りごまを入れてすり、麹多めの米みそと本みりんを少し入れて伸ばし、ゆでて水切りした木綿豆腐を加えて、なめらかになるまでよくすり合わせます。そこに好みの野菜を入れて、塩少々で味を調えたら、甘くて上品なとろとろの白和えができます。
今の季節だと、菜の花や筍、芽キャベツなどを中に入れるとおいしいですよ。
IMG_9291
さて、今夜のおかずは、白和えと大根と厚揚げの炊き合わせです。

毎週、宮崎市内を回っているそうなので、「プーピー」という音が聞こえてきたら、プーピーおじさんかもしれません。

おがわ豆腐
宮崎県小林市水流迫217-4
TEL:0985-23-2713

このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る
更新日時:2017.03.31(金) 17:56:07

PAGE TOP