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こだわり店舗


料理をすることは、食べる人に食材の魅力を伝えるということ。 そのためには料理人が、その食材の魅力を知っていること、その魅力を伝えたいという思いを持つこと、食材を生かす工夫をすること、どれもが欠かせません。 食は旅一番の楽しみです。気持ちをリフレッシュした後に、その土地ならではの美味しさを提供してくれるお店を紹介します。

旬菜工房やまぶどう

野菜本来の味を生かした料理を提供したい

えびの市大河平地区、直売所『若竹の里 やまぶどう』内にある田舎レストラン。 オーナーの田村あつ子さんはこの地区の出身で福岡からのUターン。もともとは、平成14年に7軒の農家で立ち上げた直売所から始まり、今もメンバーが育てた野菜をお店では扱っています。 田村さんがレストランを始めてから7年。お客さんは、市外はもちろん県外からも多く訪れます。お店の書き込みノートに書かれた住所は、福岡、鹿児島、熊本・・・。 「地元の人には味が薄いかもしれないけど、野菜がおいしいところだから、野菜本来の味を生かした料理を提供したい」と田村さん。 料理に使うだしは昆布と椎茸を主に使用。また、「この地区は、春になったら筍がおいしいですよ」「つくしや山菜は山に採りにいきます」と、その季節ならではの素材を積極的に料理に取り入れています。

20種類以上の野菜やキノコ

今回頂いたカボチャスープは、優しい甘みの中にしっかりとしたコクがありながら、さらりとした後味で、材料やレシピを聞かずにはいられませんでした。 カボチャ・ニンジン・カブ・自然薯などが入っているそうです。 他の料理にもたっぷりと野菜を使用。実に20種類以上の野菜やキノコが料理に使われていました。

また、レストランに併設する直売コーナーでは、メンバーの育てた野菜や、それらを使った惣菜も販売されています。 店内で販売されているパンは、毎朝田村さんが午前2時半に起きて焼き上げるオリジナルの手作りパン。イチゴパンやトマトパン、バナナパンなどの珍しいパンが登場する日もあるそうです(時期による)。

旬の野菜を食べられるお店。その日の野菜に合わせて料理するため、毎日メニューが変わる。 ご飯も、筍ご飯・しょうがご飯・むかごご飯・・と季節によって変わる

野菜の味を生かした味付け。 昆布だし、野菜だしが中心。

パンは毎日手作り。ここだけの限定販売。

アクセス

旬菜工房 やまぶどう

  • 宮崎県えびの市大字大河平2839 (クルソン大橋から約300m)
  • 0984-33-2753
  • 9:00~18:00 (ランチ11:30~15:00)
  • 月・火・第4日曜日

※ランチは予約がおすすめ

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