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こだわり店舗


茶店 いろ葉

青井岳の隠れ家でいただく四季の恵み

宮崎市田野と都城市山之口、その間を流れる境川。国道269号線を走り、境川に架かる赤い橋、青井岳大橋を渡ると都城市山之口町に入る。橋を渡ってすぐ青井岳キャンプ場のほうに右折、民家のない細道を5分ほど進むと茶店いろ葉に到着。お食事は駐車場横の離れで頂きます。
出された自家製ドクダミ茶を飲みゆっくりしていると、はみ出しそうなくらいたくさんの小皿が乗った『女将きまぐれランチ』が運ばれてきた。
ぱっと見て「これは何だろう?」と思う食材も多い。キュウリの皮のキンピラ、ヘチマのお吸い物、サラダカボチャのなます、山菜・野草の天ぷら、など、こちらでは今の季節にあるものを料理するのが基本。山菜や野草は裏山に入り朝摘みしたもので、くずの花の紫がお膳に彩りを添えていた。また、塩漬けしその実やみそ漬けしていたゆず皮、山菜、など保存食も活用。
『女将きまぐれランチ』毎日一品一品考えてつくるため数量限定で、前日までの予約がおすすめ。ご主人が昔ながらのおやじ手打ち蕎麦もある。

創意工夫。楽しさいっぱいの料理と笑顔

「毎日が楽しい」と笑顔が弾けるオーナーの鍋島真由美さん。宮崎市在住。元々ここにあったという古民家をご主人と二人一年がかりで改装。欄間や照明や木材がレトロな雰囲気を演出し、薪ストーブに囲炉裏ある。
料理と人が大好きな真由美さんさん。店内には「素敵な出会いをありがとう」の筆文字も。料理を考えるポイントを聞くと「遊ぶ」ことだと教えてもらった。
「料理は野菜と相談しながら」「今ある食材でこんな料理ができるんだ、と喜んでもらいたい」「お客様の期待には、絶対に応えたいから」「これは?なに?と、お客さまに楽しんで食べてもらいたい」と思いのたけを料理に込める。アイデアを練り、楽しい料理や演出でお客さまをおもてなし。個室の水鉢にはさつま芋の苗と葉っぱが爽やかに盛られていました。
今後は常連客のリクエストにも応えて、店舗の離れを一部改装して民宿を開くことも視野に入れている。これからの進化も楽しみな茶店。

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