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食旅スポット

日向市特集

お船出だんご(販売所:美々津まちなみセンター)

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古代日向の神武東征伝説に登場するだんご。
神武天皇は美々津から船で東征して、初代天皇となりました。そのお船出は急なものでした。旧暦8月1日昼頃の予定でしたが、風向きが変わり、明け方すぐの出航に急遽変更になったのです。そこで慌てた里人はだんごを作る時間がなく、だんごの材料を全部一緒について、急ごしらえのだんごをつくり、神武天皇に差し上げました。
地元では『つきいれもち』と呼ばれるこのお船出だんごは、美々津まちなみセンターのみで販売。このセンターの店番にも立つ『耳川お船出の会』のメンバーが伝統を守り、作り続けています。
販売されているお船出だんごは一本包みのものと個別包装のものと2種類あり、お勧めは一本包みの方。砂糖を使わず米粉と煮た小豆と塩だけで作るため、小豆の香りが楽しめます。サービスでついてくるきな粉(袋)をかけると風味も増して食べ応えも増すので、たっぷりかけてお召し上がりください。

  • 美々津まちなみセンター(お休み処)
    日向市美々津町3331
  • 0982-58-0661
  • 9:00〜16:30
  • 月曜日/年末年始

お船出ちりめん

ちりめんは鮮度が命。美々津沖で水揚げされたちりめんじゃこは、水洗いして塩を加え炊き上げ、乾燥させて商品になります。その過程やちりめんじゃこの大きさによっていくつかに分けられる。今回は、美々津から車で数分の『道の駅ひゅうが』で常設販売されているお船出ちりめんを紹介。
一番人気は『ちりめん』。卵焼きに入れたり大根おろしにかけたり塩揉みしたキュウリとあわせたり、と料理アレンジがしやすく人気。また一度外洋にでてまた帰ってきた大きめのちりめんが『かえり』で、噛めば噛むほど味がでて、ちりめんの旨味が楽しめます。おつまみとしても人気。またこの2つがミックスされた『かえりちりめん』もあります。
また『いか子』はこの時期だけの限定生産販売。長さ1cmほどの小さなイカの子どもとちりめんがミックスされたもので、食べ応えがあります。

日向蛤(はまぐり)

日向は全国でも有数のはまぐりの産地です。近年環境や食生活の変化から生産量や消費量は減っていますが、それでも郷土料理といえばやっぱりはまぐり。
そんな日向のはまぐり料理を食べるお店とメニューをまとめた『日向はまぐり食地図』は見やすくてお勧めです。お菓子屋さん2店舗を含む計20店舗が掲載されています。
はまぐりは、低脂肪でコレステロールが少なく栄養価の高い食材。炭火焼をはじめ、刺し身やはまぐりご飯、パエリアやグラタン、などバラエティ豊かなはまぐり料理が開発されています。(前日までの予約が必要な店が多いので注意)
また、日向は世界唯一のはまぐり碁石の産地で、日向産のはまぐり碁石は「幻の碁石」とも呼ばれています。

お問い合わせ ひゅうがの郷土食開発ワーキング会議
(日向市産業経済部 観光振興課内)
0982−52−1111
「はまぐり食地図」パンフレットはこちら

酒茶論  扇屋のカレーランチ(酒乃宮崎)

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「栽培方法から醸造方法までこだわる生産者を応援するお酒」が専門の酒乃宮崎。
https://www.inseason.jp.net/spot/201401/
2014年6月 酒屋の隣に「扇屋」をオープン。ワイン同様、自信を持ってお勧めできる素材だけで作るカレーランチがお勧めです。
基本のカレールーは尾崎牛使用。尾崎牛のフォンとオーナーセレクトの約30種のスパイスからなるとってもスパイシーなカレー。辛いけど油っぽくなく、後味はスッキリ。心なしか頭もスッキリ冴えてくる。暑い夏にもお勧め。
他にも、川南町産あじ豚メンチカツカレーや肩ロースカツカレー等などカレーだけで10種類ほどメニューがある。サラダやコーヒー、もちろんワインやビールもオーダー可能です。

アクセス

  • 美々津まちなみセンター
  • 酒茶論 扇屋

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