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プロフィール

名前:大角恭代
小林市在住。大学卒業後、㈱ファーストリテイリング勤務。2011年2月Uターン。野菜ソムリエ。たまたま食べた無農薬無化学肥料栽培の文旦に衝撃を受け、おいしい野菜の育ち方に興味をもつ。おいしいと思う野菜があると畑にいき、生産者と想いを語る。 夢は『いつでもどこでもおいしい野菜が食べたい、広めたい』。

コラム一覧

  • 河原真友子の「空飛ぶフードアナリストの青空から」
  • 増田萌子の「おいしい暮らし」
  • 日高義暢の「豚飼いのひとりごと」
  • 小畑佳奈子の「私らしく生きる場所」
  • 松本千広の「漁師町のとうちゃんとかあちゃんの話~日南市漁協女性部加工グループ~」
  • 渡邊円の「ちいさなこだわり~食・旅・短歌~」
  • 田鹿の「日南」海幸山幸自慢
  • 岩切あけみの「食うぞ♪コーディネーター」
  • 堀川尚子の「フォレストライフ~もろつか村~」
  • 沼口明典の「農業はバランス!?」

ブログ一覧

  • 長津和文・昭子の「次はプレミアム」
  • 横山美和の「美和の見聞録」
  • 服部学の「宮崎80's!! 」
  • 南浩二の「新規就農者の挑戦!」
  • 大角恭代の「おいしい野菜の見え方」
  • 古谷一紀の時速70㎞!~かずき農園~
  • ベジオベジコの「旬なみやざきスムージー♪」
  • 津曲智英の「design works in season」
  • スタッフブログ「きまぐれ日誌」

大角恭代ブログ-おいしい野菜の見え方-

自然農法で育ったサトウキビで 手づくりの黒砂糖


2013年9月中旬。田中さんの不耕起・無施肥の自然栽培の畑と、手づくりの黒糖工場を体験しに、鹿児島県指宿市まで行ってきました♪ 事務所にいってまず出された黒糖。 お話もそこそこに試食。・・・その味の違いに、驚きました。 黒糖ってこんなに口溶け滑らかだったっけ∑(゚Д゚) 全然喉が焼けない∑(゚Д゚) え、黒糖ってこんなにたくさん食べられるものだっけ∑(゚Д゚)? あっという間に一袋完食(二人で)。試食っていうレベルじゃないぐらい食べちゃいました。 黒糖がこーんなに食べられるものだなんて驚きました。 独特のさらっと柔らかな口溶け。さらっとした味わいの中にもコクがあり。香りもよい。 んーーー幸せ。 これは畑も見たい!ということで田中さんにお願いして連れて行ってもらいました。市内数カ所にわかれてるそうです。      ↑竹のようですが、これがサトウキビ。結構大きい。 二年目、三年目から根元が分けつして本数も増え、サトウキビ自体も大きくなっていくそうです。 この口をかじるだけで、砂糖水のような優し〜い甘さがお口いっぱいに広がるのです   不耕起栽培、無肥料栽培、を続けて十数年。ようやくこれならという栽培方法が見えてきたそうです。 畑のザワザワが気持ちよかった〜ヾ(@⌒ー⌒@)ノ   畑から工場へ向かう道。住所は指宿市。遠くに見えるのが開聞岳。   ↓田中さんの自然栽培のさとうきび畑は、製糖も手作業。 まずはサトウキビを絞る機械。 手前のホースから樽へ集められる、サトウキビの絞り汁。   ↓これでこげないようにかき混ぜながら、煮詰めていきます。 慣行栽培だと13度くらいのさとうきびが多い中、田中さんのさとうきびは25度で、歩留まりは多いそうです(!)   これは製糖機。遠心分離機のように、不純物(ミネラルなどの栄養成分、土など)を取り除く機械。 これを通すと、黒砂糖が「黒蜜」と「白砂糖」になります。 だから黒蜜ってとっても栄養豊富なんだそうです!
 
黒糖は製糖の際に、その土も入った状態で完成する。 だから、薬品は畑には使えない、と田中さん。 12月〜3月にかけて、収穫→運搬→製糖 の作業で大忙しということで応援歓迎だそう。 また、その時期なら出来立て(!!)が食べられるそうで、また来ることを誓いました(^^)♪ *田中さんの黒糖は、生産量が限られるため、現在注文待ちの状態が続いています 販売は、11月のオーガニックマーケット(鹿児島)だけだそうです
 

更新日時:2013.10.15(火) 23:49:24

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