宮崎キャビア1983の新商品「キャビアンクッキー(ソルトテイスト)」発売開始!
宮崎キャビア1983の新商品「キャビアンクッキー(ソルトテイスト)」が、本日11月22日から、宮崎ブーゲンビリア空港発限定商品として発売開始しました。
宮崎キャビア1983の美味しさの秘訣の一つ、選び抜かれた「岩塩」に着目し、その岩塩の美味しさを伝えることで、宮崎産キャビアのこだわりを知ってもらいたいという主旨で、同日リリースしたドライキャビアの「キャビアンソルティ」ブランド商品の一つとして開発されました。
この岩塩とドライキャビアパウダーを贅沢に練り込んでおり、ザクザクとした食感と程よく強い塩味、そして黒く細長い形状が特徴の塩クッキーは、宮崎県で美味しさに定評のあるコンクワートのパティシエ 日高氏による監修の下、何度も試行錯誤して完成した商品です。クッキー(小箱)600円(税別)、クッキー(大箱)2400円(税別)で販売。
(写真は宮崎ブーゲンビリア空港の売り場にて、宮崎キャビア事業協同組合の坂元氏と。)
本開発では、デザイナーとしてだけではなく、全体のディレクション・プロデュースを統括する立場で関わらせていただき、販売先の宮崎空港、宮崎キャビア協同事業組合、宮崎県、パティシエ、フォトグラファー、宮崎日日新聞社といった、おそらく宮崎初となる「流通×生産者×行政×クリエイター×メディア」によるプロジェクトチームを結成しました。
宮崎キャビア1983の新商品として、商品コンセプトやブランドの位置づけ、味や食感の方向性、デザイン・メディア目線での見せ方、イメージづくりなどなど、多角的な視点で商品づくりを追求することで「贈った人のセンスを感じる」宮崎の代表的なブランド商品を目指しました。
さて、商品パッケージについて、少し解説します。
商品のコンセプトである「キャビアの黒」と「岩塩の白」をテーマに、黒と白のみの配色で限りなくシンプルなデザインにしました。
クッキーの細長い形状に、岩塩を強調するため六角形の白を入れたイラストを使い、高級感はありながらPOPな可愛らしさを表現。4種類の柄に加え、裏面は背景を黒色にすることで、8種類の柄を楽しめる遊び心も入れています。(ちなみに裏面の黒い背景色と、クッキーの黒の違いを出すため、クッキーのイラストにグロスなニスが塗ってあります。※下の写真の図柄から最終4つが選ばれました)
そして、この少し無機質なモノクロのパッケージから、金紙に包んだクッキーが現れることで、より高級感を感じるように演出。女性のバッグにも入る持ち運びがしやすい小型の箱と、ギフト向けの大箱を用意することで、用途によって選ぶことができるようにしています。
デザインは、商品と消費者とのコミュニケーションの手段。商品をどのように伝え、消費者がどう受け取り、どのように利用するかを考えることが大切であり、今回のデザインにおける重要なポイントです。
さて、この辺で。
次回はポスターについて書きたいと思います。