親戚の家に遊びにきたような、アットホームなお店。
店の入り口に並ぶ野菜や果物は、まめんち母さんが応援している地元農家が栽培したもの。自然に育った元気いっぱいの旬の野菜や果物は、見た目にも美しい。ドアをあけて店内に入ると、味噌やしょう油、オイル、お麩、粉類、お茶、加工品などオーガニック食材が多数陳列販売されています。また、地元の安全な卵や天然酵母パンなどもあります。どれも「販売している理由」がある、まめんち母さんの思いがこもった品々です。
のれんをくぐって奥のお食事処へ進むと、暖かな橙色の明かりに照らされたカウンターとテーブル、座敷、が各一つ。ここでは旬の無農薬栽培の野菜や、穀類・無添加の調味料など、一つ一つ丁寧に選んだ素材を使用したお料理が提供されています。雑穀定食、焼き玄米定食、トンポーロ(*)定食、豆のカレーなど、どれも時間をかけて定番化したものばかり。珍しいのは、洋風の定食・プロヴァンスにもついてくる「野草のスープ」。これは、ハコベやユキノシタ、ホウレンソウなど様々な効能をもつ沢山の野菜・野草を煮だした栄養価の高いスープをベースに、9種の豆や玄米団子などが入っています。
他にも、ケーキやおしるこ、おにぎり、たんぽぽコーヒーなどの単品メニューも豊富。「安全でおいしいご飯をお手頃な価格で手軽に食べてほしい」というオーナーご夫妻の想いが伝わってきます。
*トンポーロ…豚肉をブロックのまま、水・ショウガ・白ネギ・しょう油・ドライフルーツ(いちじく・プルーン・レーズン・パイナップル等)を入れて3時間ゆっくり煮る。脂っこくないがしっとりしていて、口の中で優しく溶けていくような食感。
お食事処にある手書きの紙。そこには「創る喜び・食べる楽しさを通して「いのち」のつながりを一緒に考えていけたら幸せです」という言葉。実はここ、奥さまが日向市内の福祉施設で働き始めたときに、「食と人間の体はつながっている」と思い、食に興味を持ち、食養生を勉強したことがきっかけで、開業したお店なのです。
「人は自分が食べた物で出来ている」ことを真剣に考えて日々取り組むお店です。
体に優しくておいしいご飯をお手頃価格で提供。
新鮮な地元日向のオーガニック野菜を店頭販売。
根本から体を改善する食事を提案。
- 日向市北町1-65
- 0982-55-0064
- 毎週日曜、毎月10日
- 10:00~19:00
食事:11:30~14:30
カフェ:14:30~18:00