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こだわり店舗

畑のテーブルSai菜

種からテーブルまで

なのはな村の農場でとれる旬の野菜を、たっぷり使ったランチ。 2015年6月からメニューを一新。これまで以上にゆっくりと、自慢の野菜をたっぷり食べてもらえる様に、前菜はバイキング形式になりました。サラダや煮物、和え物、酢の物・・・。前菜でお腹いっぱいになってしまいそうです。
コンセプトは9年前にお店を構えた時から変わらない、食材はもちろん調味料などにもこだわった体に優しいお料理。ドレッシング・マヨネーズ・ウスターソースまでも出来るものは全部手づくりです。
ランチは4種類。定番のスパイスから作ったカレーやそば粉のガレットに加え、山の中の自社農場で育った鶏や、乾物と野菜だけで作るベジタリアンプレートも登場。全てに前菜バイキング・スープ付きで1,000円〜1,300円(税抜)。キッズプレート800円(税別)も。
「自社農場と加工場があるからこんなお値段で出せるんですよ」とシェフも喜ぶ、新鮮で農薬を使わない種類豊富な野菜がSai菜の強み。併設する加工施設では、旬の時に沢山とれた野菜をおいしさそのままに加工します。料理に生かしたり、漬け物を作ったり、豆類や米類を中心に店頭販売もしています。

職業は百姓。本気の農業

代表理事の藤﨑さんは、1987年になのなは村を開いた時から変わらず、種をまき収穫し、草刈りをし、トラクターに乗ります。そよそよと風が通り抜ける山の中の畑には、人間と同じように個性あふれる野菜たちがたくさん。インゲンマメやスナップえんどう、グリーンピースやズッキーニやナス、トマト、ひよこ豆・・・。自家採種や新しい作物への栽培にも積極的に取り組みます。
なのはな村の通所者と一緒に取り組める、農薬や化学肥料を使わない昔ながらの有機農業での栽培。畑の脇にある小屋では、そんな野菜や自家発酵飼料を食べた鶏が、毎日元気に卵を生みます。
なのはな村の野菜は、現在都城市と三股町を中心に配達。卵や小麦などを常設販売しているスーパーで店頭販売をすると「なのはな村の卵はおいしいからいつも買うのよ」とお客さまから声かけてもらうことも。「納品したらすぐ売り切れるんですよ」。藤﨑さんが全てを見ながら育ててきた野菜や卵や鶏肉。
気軽に食べてもらうためにもレストランという場所は必要で、まだまだ慣れないことはあるけど、通所者が自分のペースで働けて、しかもお客さまに喜んでもらえるために工夫も必要。リニューアルした『畑のテーブルSai菜』ではそんな藤﨑さんの想いが伝わってきます。

アクセス

畑のテーブルSai菜

  • 都城市一万城町82−4
  • 0986-46-3737(なのはな村)
  • 11:00〜15:00
  • 日曜・月曜・祝日
  • ホームページ

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