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こだわり店舗

かじかの湯 温泉食堂

すきむらんどの敷地内、すきむらんど温泉『かじかの湯』の中にある温泉食堂。須木の山の恵みを素朴な料理でいただける、ほっとする食堂です。
玄関から入ると真正面に温泉食堂。もちろん温泉に入らないで食堂だけの利用も可。昼時は食事目的の来店も多くなります。

お勧めは『かるかや御膳』

小鉢7〜8種、ご飯、うどんがセットの御膳。山のご馳走そのもの。
温泉食堂は、近くに専用の菜園も持ち、地どれのとれたて野菜がたっぷり食べられるのが嬉しい。須木は標高が高く涼しいため、夏場の野菜が不足する時期でも「野菜には困らない」と何ともぜいたくです。ご飯ももちろん自家栽培米。
野菜はもちろん、お肉や魚も地どれにこだわります。猪肉、鹿肉、ヤマメ。猪や鹿も全然クセがなく、柔らかく食べやすく料理されていました。聞けば味噌や醤油、酒などで煮て、漬け込んでいるからだとか。 ヤマメも村内で養殖しているので、年中御膳に登場します。会計は食券制で、お茶やお手製漬け物(茄子、瓜、梅干しなど)はセルフサービス。その分お食事づくりに力が入っている、といった印象。
ここまで全部食材を自前で賄っている観光地も珍しい。

食堂営業時間
11:00~15:00
(定休日:第2・第4木曜日)

農業生産法人 実りの265

温泉食堂で食べられるお米や野菜も栽培している。
すきむらんどの運営会社(株式会社NPK)が、2014年6月に立ち上げた農業生産法人。社長のルーツであるこの地区の農業振興のため、これからの子どもたちのために、と異業種から立ち上がった。須木地区から小林市内へ通じる国道265号線沿いに田畑を広げ、「安心安全を絶対のキーワードに、野菜の生産・販売に取り組もう」と熱い心意気で挑む。現在約3町の面積で栗・柚子・田んぼ・畑作に取り組む。須木地区は高齢化が進んでおり、10年後には現在の7割が耕作放棄地になる可能性があるという。そこを補う、須木の農業法人として「こういう環境で子どもを育てたい、という若い人たちを雇用できるように事業を拡大したい」と、これからの展開が楽しみです。
畑に案内してもらいました。山の中のフェンスで囲まれた畑は、遠くの山と近くの山が折重なって見える心安らぐ静かなところでした。畑に植え付けられたカボチャは大きく丸い実をつけていました。今年は、このまま順調にいくと10トンが収穫できそうだということです。 野菜はすきむらんど内の各施設で提供する他、今後は小林市内の直売所などでも販売予定です。

かじかの湯

広い窓から眺める須木の山景色。湯船とサウナにはヒノキ材を使用。湯船につかりながら、静かな山の音と水の音に耳を傾けてみる。五感を解放して全身の力をぬいてみよう。

平 日 10:00~21:30
土日祝 8:30~21:00
定休日 第2・第4木曜日
料 金 中学生以上:お1人様400円(小学生:お1人様200円)

アクセス

すきむらんど

  • 小林市須木下田412番地6
  • 0984-48-2480

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