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食旅スポット

小林市特集

進化する焼酎 すき酒造

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明治23年創業。目指したのは、十人十色の焼酎。誰でもどれか1つは好みの焼酎が見つけられるようにと丹精を込めて、伝承の技を幾重にも重ねる。コンセプトは、「綺麗で優しくて甘い焼酎」(内嶋杜氏)。野菜料理にあう焼酎を尋ねると、『須木焼酎』を勧めてもらいました。須木焼酎は「悪さをしない。お湯割でも水割りでもいい」、どんな料理にでも合いそうです。また現在関東や関西からの引き合いが多いのが限定芋焼酎『山猪(やまじし)』『山美娘(やまびこ)』。お勧めはその中でも麦原酒の山猪。爽やかな麦の風味と、香ばしいチョコレートのようなコクが相まって、とっても飲みやすい焼酎に仕上がっています。ちなみに焼酎にかけるこだわりを伝えるべく、ネーミングからパッケージデザインまで内嶋杜氏自らがプロデュース。とことんこだわり抜きます。
徒歩5分のすきむらんどの売店でも販売しているので、定休日にはそちらへ。

試食コーナー&蔵見学

説明を受けながらガラス越しに製造現場や貯蔵庫をみる蔵見学は、事前予約制。すき酒造では全作業を手作業で行います。また焼酎仕込みの忙しい時期(9月後半〜11月)でなければ、なんと内嶋杜氏自らが蔵ガイドをしてくれることも。焼酎の個性を熱く語る杜氏の話を聞いていると、あれもこれも飲みたくなります。一つ一つの個性が強く、飲まなくても、香りのテイスティングだけでも楽しいコーナーです。すき酒造に、好きな焼酎を見つけにいきましょう。

蔵見学ご予約・お問い合わせ

21年目のロングセラー商品『粒栗』

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手みやげにもお歳暮にもお勧め。上品な味に定評がある。
目指したのは「日本栗でつくる、ヨーロッパのマロングラッセのような栗のお菓子」(商品開発 椎谷さん)。大粒の渋皮煮を、3日かけてゆっくりゆっくり甘味を浸透させて、栗の甘味と食感を存分に楽しめるように仕上げられた一品。茶道部のお茶菓子として、地元のお土産として、初めて食べた人に「美味しい!」と感動を与えてきた栗のお菓子。パッケージはシンプルながらも、まずはその栗の粒の大きさで他の栗のお菓子を圧倒する存在感を放つ。
製造しているのは、地元密着の(有)すき特産。国道沿いにある会社の横には直売所もある(詳しくは 今月の美和旅で)。
主に10月〜12月にかけて製造・販売。宮崎県民生協や自社のショッピングサイト、等県内で主に流通しているのも特徴。須木地区ではすき特産の直売所で販売。宮崎でみかけたら、ぜひ買い逃さないようにしてほしい。(18粒入り1800円)

天然うなぎの勝美館(かつみかん)

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天然うなぎが手軽に食べられる、知る人ぞ知る店。近年道路事情もよくなり、このうなぎを目当てに遠方から来店する人も多いとか。須木地区唯一の旅館で、小野湖のほとりのままこ滝を見下ろすところに建つ。昼食会場の大広間では、大きな窓の向こうに山景色を眺め、ままこ滝の音がBGMに流れる。
名物のうなぎは須木や近隣の川で、地元人が捕ったものが中心。鰻は当日の朝さばくまで、清流の水を張ったいけすに数日置き、泥をしっかりはかせて「状態を整えておいしく食べられるようになったら」お店に出します。うなぎが活発に動くのは春〜秋の間で、冬はじっとして動かないためとれる頭数が少ない。
事前予約が確実で、うなぎがない日は臨時休業することもあります。
他にも焼き猪や鯉料理、アユやハヤなどの川魚料理、など地元食材を生かした料理が特徴のお店です。

  • 小林市須木下田1268
  • 0984-48-2047
  • 一泊二食:6,000円~
    (お食事のみの利用も歓迎)

アクセス

  • すき酒造
  • すき特産
  • 勝美館

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